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自然治癒力
自然治癒力
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ケガをしても風邪をひいても時間がたてば自然に治る。これは私たちが持っている生命の力、自然治癒力がなせるものです。私たちはもともと病気になっても自分自身で治していこうとする力を持っているのです。しかしそれを無視して、たんに物理的に治そうとするばかりではそこに歪みが生じます。私たちが持っている自然治癒力を出来るだけ高めていくことが出来れば、進行したガンや原因不明の難病も治る可能性があるのではないでしょうか。事実、余命を医師に宣言された患者が奇跡的に生還した例は数えきれないほどあります。これらはすべて自然治癒の力によるものだといえるでしょう。

西洋医学は、戦争戦地で役に立つ外科的な医学として急速に発展しました。そして対症療法・逆症療法であり、投薬と手術を治療の主な方法とする侵害的な医療です。従って救命救急処置などの分野では他を寄せ付けない長所がありますが、逆に原因のはっきりしない慢性疾患などは不得手です。医薬品の副作用や医療過誤の際の重篤度が高いという重大な短所があることも認識しなければなりません。

体が病気から回復するのに10の力が必要とすると本来、自然治癒力は9、医療と薬は1の比率であるべきです。近代医療では医療と薬が主役で、自然治癒力は脇役だという考えを持ってきました。しかしながら医療行為が原因で生ずる疾患を「医原病」と呼びますが、アメリカではなんと死亡や負傷の原因の第一位が「医原病」となっており、毎年25万人以上の方が医原病で亡くなっています。このため現代医学から自然治癒力を高める代替医療への関心が高まり、移行が始まっています。

代替医療というのは、現代の西洋医学以外の医学や医療の総称です。この中には、東洋医学(漢方、鍼灸、気功など)全般、食養生、アーユルべーダ、アロマテラピー、カイロプラティック、波動医学、色彩療法、各種サプリメント、呼吸法、太極拳などの他、医療・療法としてはまだ認知されていない様々な療法も入っています。

ストレスになりうる環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組みをホメオスタシス(homeostasis)といいます。例えば、冬の寒い日は身震いをして体温を上げようとし、夏の暑い日は、汗をかいて体温を下げとようとします。このように、私たちの体には環境変化に対して体の内部状態を一定に保っていこうとする調節の仕組みがあります。自然治癒力がスムーズに働く為には、体内の恒常性の維持(ホメオスタシス)の働きが大切で、ホメオスタシスは神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されています。ホメオスタシスの働きは体のあらゆるところで見られますが、もっともわかりやすく身近なものはストレスに関係している自律神経のはたらきでしょう。自律神経というのは脳から体内の各臓器にはりめぐらされ、私たちの意思とは無関係にはたらいている神経のことです。食事をとると意識しなくても胃や腸がはたらくのも、寝ていても心臓が鼓動するのも、この自律神経がはたらいているからです。自律神経には交感神経と副交感神経の2系統があり、ホメオスタシスを維持しています。

交感神経は心臓の拍動を速め、血圧を上げ、筋肉を収縮させるなどのはたらきをします。どういう時にはたらくかというとストレスが加わった時です。人前で話をしないといけない時に緊張したり、不安を感じて心臓がドキドキしたり、冷や汗をかいたりしますが、これは交感神経がはたらいているために起こるものです。ここでいうストレスは心の問題だけではなく、激しく体を動かしたときや、けがや手術などで身体的にショックを受けることもストレスになります。副交感神経は、その反対に心臓の拍動を遅くしたり、血圧を下げたり、筋肉を弛緩させて体を休息・リラックスの状態にもっていくようにはたらきます。常に極端な体の状態にならないように、交感神経と副交感神経は相互にうまくはたらき合って、どちらかが優位になっても体をもとの状態に戻しています。

自律神経の乱れは白血球のリンパ球と顆粒球のバランスにも影響し、免疫力を低下させ、病気を引き起こすということもわかってきました。交感神経優位の時は細菌などの微生物が体に入りやすくなり、アドレナリンを出して、その受容体を持つ顆粒球を増やします。しかし増え過ぎた顆粒球は活性酸素を放出して正常な細胞もどんどん酸化させ、炎症・破壊をして病気を引き起こします。顆粒球が増加してリンパ球が減少するため、小さなサイズの敵に対しての処理能力が落ちて免疫力が低下します。交感神経優位の場合は胃、十二指腸潰瘍など炎症系の病気やひどいときは膠原病などの自己免疫疾患、ガンになる恐れがあります。

副交感神経優位の時は消化の過程で体に不都合な物質を処理するため、アセチルコリンを出してその受容体を持つリンパ球を増やします。リンパ球が増加し顆粒球が減少するため、顆粒球が本来処理するべき敵、つまり本来敵とはみなさないものにまでリンパ球が過剰に反応して、喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症といったアレルギー反応を引き起こします。自律神経は人によってさまざまなリズムがあり、外部環境によっても変わりますが、免疫学から見ると病気との関連性もわかってきました。自律神経のバランスを整えることは健康維持に大きく影響しています。

ガンの発生率が高くなるのは40代から、いわゆる仕事でも生活面でもストレスが強くかかりやすい世代です。病気を発症する大きな原因はストレスであり、一番見過ごされているのもストレスです。ストレスを抱えている人の交感神経の緊張が続き、顆粒球が増え、リンパ球が減ることによって引き起こされます。特にガンの場合はリンパ球の減り方が極端であり、免疫力の低下によって引き起こされる病気の中でも、免疫制御の極限で発症している病気ということがいえます。しかし、健康な人でも1日に100万個のガン細胞が生まれているといわれています。100万個というと多く聞こえますが人間の細胞60兆個の0.000016%、アポトーシスで細胞死する細胞約3000億個からみても、0.003%にすぎません。

免疫力さえ正しく作用していればガンは発症しませんし、強い免疫力を持っていればガンは怖い病気ではないのです。ガンの初期はリンパ球が健康な人と比べても極端に少ないというものでもありません。通常健康な人のリンパ球の比率は35%ほど、一方ガンの初期では30%を少し切る程度です。この程度あれば人間の体は十分ガンと闘うことが出来ます。ところがこの段階で抗ガン剤治療などをすればリンパ球は一気に減少し、ガンの進行を促すことにもなりかねません。この世代の人に「これまでの生活習慣を180度改善してください」と言ってもなかなか決断が難しく、場合によっては仕事をやめなくてはならないかもしれません。また体力的にもさほど衰えていない時期であれば医師からは確実に手術、抗ガン剤、放射線といった3大治療をすすめられるでしょう。たとえ手術をするにしても最低限の手術にとどめ、そこから先の治癒については免疫療法に任せることが最良の選択です。

私たちはもともと自然治癒力という素晴らしい力を持っているのですが、秩序の乱れが激しすぎて回復させるパワーが不足したりと、その力がおよばないことがあります。そのときは病気として表に現れてきます。例えばDNAが傷つくと、自然治癒力で修復できるといっても、次から次に傷ついているのでは修復作業はと浮いて追いつきません。その結果ガン細胞が発生してしまうこともあるでしょう。このようなとき、現代西洋医学では物理的な力を使って治療をしてきたわけですが、一方では自然治癒力を高めて病気を克服することも考えられます。自然治癒力を高めていくことを基本とし、薬や手術などを補助的に使うことが本来の治療ではないでしょうか。

現代医学では克服出来なかった、がん、糖尿病、高血圧、リウマチ、アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、痛風、腰痛、神経痛、うつ病、アルツハイマーなどの難病も年々増加しています。その要因として、生活が便利になった反面、食品添加物、大気汚染物質、昔にはなかったその他の有害物質が私たちのまわりには沢山あり、それらが毎日体内に入ってきています。そうした現代の生活によって自然治癒力は弱まってきていることがあげられます。現代生活は体内にしても自然環境にしてもゆがみが生じやすくなっています。できるだけ自然で調和のとれた状態に修正していくことで自然治癒力を高めていくべきでしょう。自然とともに生きていることを忘れずに、都会で暮らしていても、自然との調和を生活の要とすることが大切だといえるでしょう。

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